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①近隣への御挨拶
まず塗装工事を始める約1週間前に隣接している家屋に塗装工事が行われる事をお伝え致します。(不在の場合は書面にて通達致します) 小心者ですので、お隣が恐い人でしたら事前に教えて下さい。 ※口下手ですが、誠心誠意御挨拶してまいります。
②足場組み
塗装工事に必要な足場組みです。必要な理由として 1:職人さんの安全の為。 2:傷んだ箇所を手元で細かく施工する為。 3:工事の音やゴミの飛散を軽減する為。 4:恥ずかしがり屋の職人さんが人目を気にせず集中して仕事を行える為。 ※男が光る足場組みです!職人さんの筋肉・汗!かっこいいです!
③外壁高圧水洗浄
業務用ジェッタ―は家庭用の洗浄機の倍近くの水圧がかかります!洗浄と書いてあ りますが、実際は劣化した塗膜を削り剥がして下地をキレイにします。 ちなみに「職人の好きな行程アンケート」第1位です。(当社比) ※夏場の雨カッパを着ての作業は汗が噴き出て止まりません!ダイエットにいかが ですか!?
④マーキング
クラック(ひび割れ)箇所の見落とし防止の為にマーキングを行います。 以前に小学生が「おじさんおれたちにもやらせて」と言ってきました。 ※落書きではありません!業界用語のようなものです!
⑤クラックグラインダーカット
クラック箇所をグラインダーを用いてカットを行います。この工程を行う事で、後のシーリング材充填がクラックの奥まで入ります。 撮影時になかなかアングルが決まらず、職人さんに長時間この体制をキープさせてしまいました。(スミマセン) ※ウィーーン カサァー と聞こえてきたらこの工程です。
⑥クラック箇所ケレン
塗装後の美観がキレイになる様にカットを入れた周りのラフトン(塗装の下地のぶつぶつ)をケレンにて削り落とします。 こちらの工程の有無で塗装後の美観が大きく変わるので重要工程です。 大事な工程ですので、職人さんの表情も真剣です!左手はそえるだけ!です。 ※ウィーーン ガサァー と聞こえてきたらこの工程です。
⑦プライマー塗布
コンクリートを人工的に割ったり、切断したりすると、コンクリートの切断面はコン クリート粉により、さらさらした状態になります。 この状態のままでは次の工程のシーリング材の密着が悪いので、プライマーで下地を固め、シーリング材が密着しやすい下地を作ります。 子供の傷を処置する母の様に優しく、優しく丁寧に塗布します。 ※傷口にやさしくマキ○ンです。
⑧シーリング材充填
ヘラを用いてクラック箇所にシーリング材充填を行います。ヘラを用いて押さえながら充填する事で、クラックの奥までシーリング材を充填します。 (注)こちらは補修専用材料になります!市販で殆ど売ってません! 市販のシーリング材と違い、固まるまでに時間がかかるので、こちらの工程の日には次の工程に進む事が出来ません! 段取りを誤ると午前中で帰る事に・・・。 ※マキ○ン後のオロ○インです。
⑨ポリマーボンド塗布
次の工程のフィーラ―が密着しやすい様に、補修箇所にポリマーボンドを塗布しま す。塗装工事には常に材料の密着が重要になってきます。 ひと手間かかりますが、施工後に年月が経過すると間違いなく差がでます! 方言で言う「てーげー」ではいけないのです!小さな行程も魂込めて施工します! ※ポリマーボンド007です。(社内用語)
⑩フィーラ―仕上げ
補修箇所にフィーラ―左官仕上げを行います。フィーラ―は非常に細かいセメントで塗装後の美観をキレイにします。 職人の腕の見せ所です!薄く、かつ均一になる様に左官仕上げを行います。 ※(注)フィーラ―は方言ではありません!
⑪シ―ラー塗布
塗装箇所全体にシ―ラー塗布を行います。シ―ラーを塗布する事で後のラフトンと ペンキの密着が強くなります。写真ではエアレスガンを用いておりますが、現場の状況によってローラー塗布とエアレスガンを使い分けています。 その理由としまして、細かい塗装面や凹凸が著しい箇所はエアレスで隅々まで塗布する事が向いています。また、大壁や平面が多い箇所ではしっかりとローラーを用いて塗布を行います。 ※山場は越えました!いよいよ塗装工程です。
⑫補修箇所ラフトン吹き付け
補修箇所は左官仕上げのままになっておりますので、ラフトン吹き付けを行います。 こちらの行程を終える頃には前行程の努力が実り、殆ど補修箇所が目立たなくなります。また、こちらの行程は微妙な吹き付け調整が難しく、熟練された職人さんが行います。塗布角度や塗布する距離が一定でないときれいな吹き付けパターンになりません!写真でも前行程の職人さんとバトンタッチしています! ※ラフトンはペンキの下地のぶつぶつ模様の事です。
⑬仕上げ塗装1回目
前行程のシ―ラー塗布がしっかりと乾いた後、仕上げ塗装1回目を行います。 またペンキにはペンキ1缶で何㎡塗る事が可能なのか各メーカー決まっております。 しっかりとした希釈量、しっかりとした塗布量を守ることでペンキ本来の強さや対応年数が決まります。 ※職業病なのか泡盛の水割りも職人さんは正確です。
⑭仕上げ塗装2回目
前工程の仕上げ塗装がしっかりと乾いた後、もう一度仕上げ塗装を行います。 前工程と同じように見えますが、こちらの工程ではペンキムラを無くす為にローラーの向きを横にして塗布を行います。小さな違いですが、向きを変えることで塗装後の美観がキレイに仕上がります。 ※仕上げが終わると、山口百恵みたいにローラーを静かに置きます。
びふぉあー
あふたー
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